Wonderful Days 2nd season

面白き 事もなき世を 面白く

不思議な試合

約2年ぶりにやってきた千葉マリンスタジアム

今回は久しぶりだし、せっかくだからとSS指定席を確保しておいた。外野スタンドで見ることが圧倒的に多かったこの球場。

ネット裏方面から観戦するのは黒木がバリバリのエースだった時代以来かなぁ。かなり良い場所に腰を落ち着けることが出来た。

両チームのスタメン発表。

しばらく見てなかったから、誰?って選手も多い。サブローはいないけどどうしたんだ。後で知ったのは故障中だという事実。

ロッテの方でこれなんだから、楽天の方なんて山崎、鉄平、中村紀くらいしかまともに知らないのも無理はない。

そんなこんなで試合が始まった。

ロッテの先発は吉見。横浜から来たあの吉見か。

セリーグ時代を考えれば防戦一方になるのは必至。

どれだけ点を取れるかにかかってるかな、そんな風に思いながら見ていた。先制された後、金泰均のタイムリーで追いついたくらいまでは良い感じに思えた。しかしそこから先がなんともグダグダになってしまったのだ。

5回に再度突き放された裏、相手のミスで逆転したわけだが、これがノーヒットでのもの。

確かデッドボールとか四球が絡んで、その後ワイルドピッチだったかな、そんなしまりのない逆転。

盛り上がろうにも盛り上がりきれない展開。

そしてそのまま試合は膠着。いや、楽天側はよく攻めてるのよ。吉見はまさに点が入らないのが不思議なくらいアップアップの投球で、7回に満塁で代わった薮田がなんとか抑えたのが勝利のポイントだったわけだが、ロッテの方は金泰均のタイムリー以降はまったくヒットが出ないものだから勝った気がしないのだった。

後ろの席に座っていたおっさんがしきりに、「本当にこれ勝ったと言えるのかよ」とぼやいてたのが可笑しかった。

そう、マリーンズはわずか2安打で3点を取り勝利した。

効率が良いんだか、グダグダなんだかわかりゃしない。

なんとも摩訶不思議なゲームだった。

こうして2年ぶりの千葉マリンの試合は終了したわけだが、なんだか消化不良な面は否めなかったのでした。

また次に来るのは来年になっちゃうかな?

日本シリーズに出られりゃ行くんだけどね。